出身地 : 愛知県
休日の過ごし方 :自転車(クロスバイク)に乗って知多半島を1週することが好きですね。のんびりとしたスピードで、約100kmを6~7時間かけて走っています。好きな歌を口ずさみながら海岸線を走り、見上げた空にはトンビがピーヒョロー飛んでいるというのが、何度やっても飽きません。
また、数か月に一度程度ですが、友人と登山をしています(といってもまだ2回ですが)。登った翌週は筋肉痛が続いてツラいのですが、それでも、頂上に着いたときの達成感、眺望、そしてカップラーメンのおいしさは、格別です。もちろん(?)カップヌードルのカレー味です。当面の目標は、「鈴鹿セブンマウンテン」と呼ばれている七つの山を制覇することです。

担当業務をおしえてください

私自身は、この1年間の現場の監査業務では、比較的難易度が高い領域を担当することが多かったような気がします。収益認識基準の初年度対応や、減損会計や税効果など会計上の見積りの検討が主な担当領域でした。比較的長いこと会計士をしていますので、その経験を活かせ、ということだったのでしょうね。大変な面もありましたが、かなで監査法人のメンバーは各自の機動力が高く、連携しながらスムーズに業務を進めることができたと思います。
また、法人全体の品質管理にも関わっています。たとえば標準調書様式(預金、借入金、引当金、税金税効果など)を作ったり、所内研修の講師をしたり、品質管理部門の一員としてチーム外の目線で監査調書をレビューし、監査計画の策定や実証手続の調書などにアドバイスしたりしています。

かなで監査法人の公認会計士として必要なスキルをおしえてください

私たちには分厚い監査マニュアルはありません。そういう意味では自由度が高いと言えるのかもしれません。しかし、監査はロジカルなものです。自由度が高い中でロジカルに監査計画から内部統制、実証手続を構築・実施するためには、会社のことを正しく理解し、自らの頭で考え、納得してそれを調書に的確に表現することが求められます。でもこれは監査、監査人のあるべき姿だと思います。逆に、一見ツールやマニュアルのおかげでロジカルに見える調書ができても、監査人が「合理的な心証」を持っていなければ、そんな調書には価値はないと思っています。
また、そのためにはインタビューなどのコミュニケーションを通じて必要な情報を的確に入手できる能力が極めて重要になると思います。コミュニケーション能力と理解力が不可欠で、それに加えて調書を作る力も大切。こういうことではないかなと思っています。

いままでの経歴をおしえてください

大学卒業後は一度事業会社に就職したのですが、「個々の会社の枠を超えてできる仕事がしたい」ということで一念発起し、会計士を目指しました。
試験合格後は大手監査法人の地方事務所に入り、主にメーカー中心に主任として監査経験を積んできました。中には経営者不正の対応やIFRS導入業務といったタフな業務もあって大変でしたが、そのおかげで多くの同僚・先輩・後輩と仕事ができましたし、会計士としての能力も磨かれたと思っています。
また、大手監査法人時代には、品質管理の業務を通じて、多くのチームの方と話をしました。いろんな監査のやり方や監査についての考え方があることを知ることでき、貴重な経験だったと思います。

かなで監査法人に入所を決めた理由をおしえてください

監査人はロボットではなく、高い洞察力が求められる職種だと思っています。ですので、監査人から考える時間を奪う過度なマニュアルは不要です。一方で、監基報に準拠して必要十分な監査手続を立案実施し、調書として適切に残す必要があると、私は考えています。
かなで監査法人は、この両者を同時に達成することを真剣に考えているし、達成できるだけのメンバーが揃っていると思いました。
また、中堅企業、地方中核企業をターゲットとしている点についても。たとえば売上高は何千億円という規模に届かなくとも、地域に欠かせない、あるいはその産業には欠かせない技術を持っているといった企業は数多くあります。まず大企業、ではなく、こういった企業にフィットする監査サービスを提供することを最優先とする、という姿勢にも共感しました。

かなで監査法人で今後チャレンジしたいことをおしえてください

とある会社で「減損会計の勉強会」をやりました。こういったことを、これからもやっていきたいと思います。監査をやりながら、勉強会などさまざまな活動を通じて会社の経理部門のレベルアップをサポートし、それが会社自身によるミスの発見や内部統制の改善につながり、結果的に監査を効率的・効果的に実施できるようになって、「コンパクトで必要十分な、会社も監査人も納得できる監査」を実現していきたいと思っています。
私たちのサービス提供先は、株主や投資家だけではない。会社に対して指導的機能を発揮することも同様に極めて重要、ということでしょうか。そして、こういったことを通じて感謝されるのは、本当にうれしいことです。


募集要項

かなで監査法人では、公認会計士(試験合格者含む)・IT専門家・アソシエイトを問わず、非常勤勤務、時短勤務やフレックスタイム制を組み合わせ、それぞれの方にとって最適な働き方を実現できるよう、柔軟に対応しています。

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