早川 喜子 / 公認会計士

大学卒業後に一般事業会社で働き始めてから、「会社の全体像を把握したい」という思いが強くなり、その思いを達成できる公認会計士の仕事に興味を持ちました。試験合格後は大手監査法人に入社し、その後かなで監査法人に転職し、一般事業会社での業務経験も活かしながら、IT統制監査業務・会計監査業務に従事しています。
監査業務を通してクライアントや地域経済に貢献できる会計士を目指し、日々奮闘中です。

日々の成長を感じることのできる業務

「会社って何?」「組織運営とは?」と疑問に思ったことはありますでしょうか? 私は社会人として事業会社で働き始めてから、何度か疑問に思うことがありました。その疑問が、会計士の仕事に興味を持ったきっかけの一つです。実際に監査法人に勤務し監査業務に従事してみて、投資家の視点、経営者の視点、従業員の視点とさまざまな視点から会社を把握する感覚が養われ、少しずつ答えに近づいていると思っています。
かなで監査法人では経験豊富なメンバーが多く、監査計画のディスカッションでの鋭い指摘を聞くだけでもとても勉強になります。また周囲の意見を聞く文化が根付いているので、自分の意見を真摯に聞いてもらったうえで、適切なコメントやアドバイスももらえます(いろいろと教えてくれる穏やかで賢い人が多いです!)。このような環境で仕事をすることで、日々成長を実感できていますし、会社や組織の理解も深まっています。

御朱印集めでリフレッシュ

友人の結婚式に出席するため京都に行った際、何気なく御朱印帳を買ってみました。以前はお寺や神社にはそれほど興味もなかったのですが、御朱印帳購入をキッカケにお寺や神社で参拝して御朱印をもらうことがかなり楽しいことに気付きました。参拝すると心が落ち着きますし、御朱印をもらうことでちょっとした達成感も得られます。また後日、御朱印帳を見返すことにより、旅の思い出にも浸れます。最近、御朱印ならぬ御城印もあることを知りました。お寺・神社のみでなく、お城も行ってみようかと思っています。
かなで監査法人では、在宅勤務やフレックスなどさまざまな勤務体系が用意されており、有給取得などの調整も容易です。やはり仕事での達成感や充実感を得るためには、仕事から離れてリフレッシュすることが大切ですので、そのリフレッシュの時間確保が容易なことはありがたいです。

幅広い視野を持った公認会計士を目指して

会計監査業務に加えて、IT専門家としての業務にも関与しています。また監査法人での業務のほかに、官公庁の委員会委員や社外役員、公認会計士協会の役員の仕事もしています。このようにさまざまな業務を経験することにより、財務数値からの会社理解、内部統制やシステム設計からの会社理解、社会からの公認会計士への期待、監査先からの公認会計士の期待について理解を深めることができており、会計士の業務の面白さを実感しています。また、そもそもさまざまな業務を経験できるのは、社会からの公認会計士への信頼が厚いからだということも実感しています。公認会計士の先輩方が積み上げた信頼に、少しでも上乗せできるよう、精進していきたいと思います。