パパママ座談会

かなで監査法人には、パパママとして子育てをしながら働く仲間がたくさんいます。かなで監査法人におけるワークライフバランスについてお話を伺いました

安心して働ける環境

松浦:かなで監査法人には「かなでの約束」があり、そのひとつに「安心して働ける環境と働き甲斐を実現します」を約束しています。最初にみなさんそれぞれの子育ての状況や働き方を教えてください。

東:新卒で一般事業会社の経理を経験し、会計士試験合格後は大手監査法人を経て、2022年10月からかなで監査法人で働いています。かなで監査法人に入社した直後に第一子が生まれ、今は1歳半です。在宅勤務を併用して働いており、出社と在宅の割合は半々ぐらいです。

岡田:以前は大手監査法人に勤め、その後一般事業会社を経て、かなで監査法人に入りました。2人の子供の子育て中でして、上の子が中学生、下の子が小学生になりました。子供が大きくなったので、子供の健康面での理由でお休みをいただくことは少なくなりましたが、今度は学校の面談、保護者会、受験などと親が関与しなければならない機会が多くなりました。終日の休暇をとることが少なくなる一方で、一日のうちの決まった時間帯が子どものための時間としてとられることが多くなっています。
私も、東さんと同様、在宅勤務を組み合わせて働いています。かなで監査法人では、子育て中かどうかにかかわらず在宅勤務を併用している人が多く、働き方は各自に任されていますので、働きやすい環境で働けていると感じています。

阪上:妻と小学1年生の男の子の3人家族です。かなで監査法人に入社した当初は保育園に通っていました。子供は、朝の登校時に私と一緒に家を出て、帰りは学童に通っています。学童へのお迎えは基本的に妻が担当してくれています。出社と在宅の割合は8対2ぐらいでして、在宅は少なめです。自分の性格もありますが、在宅だと集中しづらいので、出社することが多いです。妻が仕事の都合で子供のお迎えに行けない場合には、私が在宅勤務して子供のお迎えや夕食の準備をしています。

北嶋:一般事業会社を経験した後、会計士試験に合格し、大手監査法人を経て、2022年8月にかなで監査法人に入社しました。子供は3人いまして、上の2人が小学生、下の子は保育園に通っています。子供の生活面でのサポートは少なくなってきましたが、精神面でフォローしてあげなければならないことが多くなってきたと感じます。小学生は帰宅時間が保育園より早く、休みも多いので、子供の預け先を探すことや、夫と私のどちらかが休暇をとるのか調整することなど、家庭内のスケジュール調整が多くなりました。
私は7割程度を在宅で仕事をしており、今のところ両立して仕事をすることができています。

周囲の理解もあり、誰もが利用できる制度

松浦:両立を実現するために、かなで監査法人のどんな制度を利用していますか?

北嶋:在宅勤務が推奨されていることやフルフレックス制度は、子育てしながら仕事をするために、とても助かっています。子供3人それぞれの学校の用事や習い事があり、急な病気などもあります。それでも、在宅勤務とフルフレックスを活用すれば時間の融通がききますので、柔軟に対応できています。

阪上:制度があっても実際に利用しないと意味がないですよね。かなで監査法人では、子育て中でない人も在宅勤務やフルフレックス制度を利用していますので、こうした制度を気兼ねなく利用できる雰囲気があると感じています。

岡田:みなさん、プライベートの予定もアウトルックの予定表に入れていますよね。あれは便利ですよね。

松浦:私も子供の卒業式や歯医者に行くなどのプライベートの予定を予定表に入れています。

東:私は2人目の出産を控えているのですが、出産時には育児休暇をとる予定です。今回は、妻の出産からの退院後5日間、育児休暇制度を利用する予定です。妻のケアが大切なのはもちろんですが、出産前後には上の子の面倒を妻が見るのは難しくなるため、今回利用を決めました。

松浦:制度は利用できることが大切ですから、ぜひ積極的に活用してください。

子育てを経験することでの仕事への変化

松浦:子育てと仕事の両立は大変な場面も多いですが、子育てをしていてよかったなと仕事上でも思うことはありますか?

阪上:子供がいなかったころは仕事で失敗したときに引きずってしまいがちでしたが、今は子供と接することで、一度リセットして考えることができるようになったと思います。子供との時間のおかげで、メリハリをもって仕事に取り組むことの重要性に気付かされました。

北嶋:私は仕事の段取りが格段によくなったと思います。子供がいると急に熱を出すなど予想できないことが起こります。何事もできるだけ前倒しして実施する意識が強くなりました。それは子育て・家事でも、仕事でも一緒です。両方とも段取りが上手くなったと思います。

東:私もスケジュール管理がうまくなったと思います。家族では共有カレンダーを利用し、仕事ではアウトルックの予定表を共有しています。スケジュール管理をこまめにすることで、仕事も段取りよく進めることが自然にできるようになったと思います。

岡田:私も、限られた時間で業務を終了させるため、集中して仕事に取り組むことを意識するようになりました。子供がいないときは、日中にできない業務があっても夜の時間を利用してやればよいという気持ちがありました。子供がいるとそれが許されないので、仕事を効率的に実施するために、集中力に対する意識が大きくかわりました。

松浦:そのほかにかなで監査法人に入社して、仕事の面でご自身の成長を実感していることはありますか?

北嶋:以前の職場では単発的な業務を任されることが多かったのですが、かなで監査法人では年間を通して実施する業務を任されます。自分でスケジュールを管理し、進捗を確認し、監査先とコミュニケーションします。時間をどのように確保するかを自分で考えて進めなければなりません。責任ある仕事を任せてもらえることにやりがいを感じます。

岡田:時短勤務をしていると「時短の人」という扱いを受け、時短勤務者に重要な業務は任せてもらえない傾向があると感じます。かなで監査法人では時短勤務の私にも法人全体の運営に関わる業務が任されます。そのための時間が必要になりますが、その時間を確保することを組織として配慮してくれます。子育て中であっても、公平に機会を与えてくれることは仕事のやりがいにつながっています。

松浦:東さんはアドバイザリー業務など新しいことに挑戦していますよね。

東:アドバイザリー業務はこれまで経験したことのない業務です。周りの経験豊富なメンバーに支えてもらいながら活動しています。かなで監査法人ではさまざまな経験を持つメンバーがたくさんいて、コミュニケーションもとりやすいので、とても心強いです。自分自身の業務の幅を広げるチャンスが誰にでも環境だと実感しています。

阪上:私は人財採用活動に携わっていますが、これまで経験したことがない組織運営業務です。新しいことへのチャレンジを受け入れてくれて、それを個人任せにするのではなく、みんなでフォローする意識が強いと感じます。

松浦:子育てしながら、自分自身も成長していきたいですよね、すべての人に成長の機会がある組織でありたいです。

5年後、10年後のビジョン

松浦:5年後10年後に、個人として、組織として、どうありたいですか。

阪上:これから子育てする人をサポートしていくためにも、いま経験していることを活かして、「子育ての先輩」としてより良い環境を作っていきたいです。

北嶋:かなで監査法人は個人の状況に合わせてくれます。たとえば私のように子育て中であれば、子育てに時間が取られる時期だという理解があります。周囲の方々が状況を理解してくれることで、安心して仕事に取り組むことができます。また、子育てがひと段落し仕事の比重が大きくなったときでも、現状の仕事の延長線上に自分の将来像を設計しやすいです。このような環境を守っていきたいです。

岡田:かなで監査法人には、メンバーそれぞれの状況を把握し理解する風土があると、私も感じています。先輩たちが大切にしていることを将来にまでしっかり残していきたいですし、私自身は次の世代のロールモデルになっていたいです。

東:私の目標は、時間管理をさらに磨いて、仕事と育児に取り組むことです。子どもたちは成長していきますし、私自身も挑戦中のアドバイザリー業務で忙しくなっていくでしょうから、いままで以上にスケジュール管理を徹底していかないといけません。仕事と育児を両立し、子育て中でも新しいことにチャレンジして成長できることを、これから入社してくる方々に示していきたいです。

松浦:今回は子育て中のメンバーに集まっていただきましたが、子育てに限らず、人はそれぞれのライフステージにいます。ご両親の介護が必要になるかもしれませんし、ご自身が病気になることだってあるかもしれません。そのようなときであっても誰もがやりがいを感じ、安心して働くことができる環境を実現していきたいです。
ひとりひとりがどうやったら自分、そして組織がよくなるかを考え、よりよい環境整備に向けてご協力をお願いします。これからもよろしくお願いします。


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