
法人設立して間もない、かなで監査法人に入社し活躍されている職員の皆さんと
入社理由や、かなで監査法人が目指す姿などについて、率直に語り合いました。

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松浦:かなで監査法人は、中堅企業、地方企業、成長企業の成長をサポートしたいという思いで2020年10月1日に設立されました。この出来立てのかなで監査法人に、なぜ入社しようと思ったのですか?
二永:大手監査法人の地方事務所でずっと働いてきましたが、お互いを良く知っている中で連帯感をもって仕事ができる環境が好きでした。ここならみんなが気軽にコミュニケーションとれる環境で働けると思い、入社しました。
井波:青臭いことを言うようですが、私は、正しい監査を実現したいという志をかなえるために新しく法人を設立するという心意気に感動して、入所しました。
松浦:ほんとですか?(笑)。
井波:ほんとですよ(笑)。小売業の財務部長だったとき、大手監査法人の監査を受けていましたが、職員の方々は黙々とパソコンに向かって調書を作っていました。会社側から監査を見て、「会社を見てくれているのだろうか?理解してもらえているのだろうか?」と不安に感じました。監査先から見ても正しいと思ってもらえる監査をもう一度やってみたい。ここでなら、自分がやるべきと思う監査にチャレンジできると思ったのが入社の理由です。
松浦:同じように感じてくれていること、うれしいです。
岡田:私はもう少し現実的な理由です(笑)。働きながら子育てをしているので、残業が少なく、リモートワークができる環境を望んでいました。そんなときにかなで監査法人の方に声を掛けていただいて、子育てしながらでも十分に働けるなと考えて、入社しました。
藤井:私もそうですね(笑)。子育て中である上に、バランスボールインストラクターをやっていますので、週5日フルタイムの勤務は難しいと思っていました。かなで監査法人は時短勤務を認めていますので、ありがたかったです。

松浦:実際にかなで監査法人で働いてみて、どのように感じていますか?
二永:中小監査法人だと紙調書なのかなと思っていましたが、かなで監査法人では監査ソフトCaseWare Cloudが導入されていますし、大手監査法人に遜色ないフルデジタルの環境が整っていて、スムーズに仕事できています。
神野:監査業務から長らく離れていましたのでわからないことも多いのですが、みなさんがよく教えてくれます。少しでも貢献できるようにがんばりたいですね。
藤井:大手監査法人で監査補助業務をしていたときに比べて、かなで監査法人はパートナーや会計士の方々との距離が近いので、全体の中での自分の仕事の意義がよく分かります。監査先の方々と直接話をする機会も多く、これまで以上に監査先のことを考えますし、やりがいを感じます。
岡田:距離が近いといえば、かなで監査法人ではパートナーが現場に一緒に行きますよね。パートナーが監査手続を指示・確認していますし、監査先からの質問にもパートナーが答えています。監査チームがひとつにまとまっていると思います。
松浦:パートナーも監査先やコンサルティング先としっかり向き合って仕事をしたいと思っていますからね。チーム全員で横一線となって各人の強みを活かすことで、クライアントの健全な成長に貢献していきたいです。
松浦:かなで監査法人ではメンバーが安心して働ける環境と働き甲斐の実現を目指し、柔軟な勤務体系を認めています。実際働いてみて、いかがですか?
井波:前職はハードワークで残業が多く、家族との時間をもっと大切にしたいと思っていました。かなで監査法人では、繁忙期はもちろん忙しいですけど、フレックスですしテレワークも自由ですので、自分で時間を調整できるところが良いですね。
岡田:子供がいると、夏季休暇中は育児との両立が大変なんですよね。かなで監査法人では柔軟に働けるので、とても助かっています。
藤井:そうですよね。家事・育児をしつつ、私はインストラクターもしつつ、働ける場所はそうそうないですよ。
神野:私は監査先に行きたいんですよね。リモートは好きじゃないんです。ここでは自分の意思でリモートか出社かを決められるのは、うれしいです。
井波:みなさん言いづらいことだと思いますので私から言わせていただきますが(笑)、かなで監査法人では給与水準が大手監査法人と同水準であることは大きいと思います。誰しも生活は重要ですからね、給与水準は重要です。
松浦:監査法人は人が財産ですから、働いている人たちが幸せになれる法人でありたいですね。

神野:でも、教育研修はまだ充実していないように思います。監査品質の独自研修が先日ありましたが、それ以外はいまのところCPE単位の取得にはJICPAのe-learningしかないですよね?
岡田:スキルの見える化と適切な人事評価も必要ですよね。何が必要で、何が出来たら評価されるのかを明らかにして、実態に合わせて評価できると良いと思います。
二永:監査だけでなく、アドバイザリー業務・コンサルティング業務にもチャレンジしていきたいので、そういった教育研修カリキュラムもあるといいですよね。
松浦:設立1年なのですべては整っていないというのが現実ですが、独自の研修を増やしていきたいですし、成長が実感できるような評価制度とキャリア制度も用意していきたいと思っています。みなさんからも意見をもらって、一緒に作り上げていきましょう。

二永:設立間もないということでシステムが整っていないのではないかと想像しつつ入所しましたが、意外と(言っては失礼ですが)整っていて驚きました。VDI環境も監査業務管理ソフトも揃っていますし、ほぼ完全にペーパーレスですし、仕訳入力テストのツールやビジュアライゼーションツールもあるとは思っていませんでした。大手監査法人出身者でも違和感なく普通に監査できますよね。
井波:それは私もそう思いました。監査マニュアルやテンプレートなども必要十分に用意されていますしね。でも、大手監査法人はAIなどデジタルに多額の資本を投下して開発を進めていますよね。かなで監査法人ではどうしていくのですか?
松浦:大手監査法人ほどのおカネは掛けられませんが、一方で、様々なテクノロジーを安価に利用できる環境も整ってきています。資本も重要ですが、アイディアや知恵が重要な時代になってきていると思うんですよね。今でも大手監査法人にそん色ないIT環境を構築できていますので、みなさんにも知恵を絞ってもらい、デジタルを最大活用していきたいと思います。

松浦:かなで監査法人のこれから期待することについて教えてください。
二永:意外と監査法人ど真ん中な監査法人だと思っています。コンサルティングをやりたいと言っておきながらナンですが、しっかりとした監査をやりたい人が集う監査法人でありたいですね。
神野:硬直的ではないのが良いところだと思っています。意見や希望が通りやすいこの雰囲気を、今後も続けていきたいです。
藤井:柔軟な働き方ができること、これはかなで監査法人の特徴の一つだと思います。自由と責任は表裏の関係にあると思いますので、みんなが責任感を持って仕事をする環境を作っていきたいです。
岡田:各自がそれぞれの業務範囲を区切ることなく、上下関係や資格に拘らずにそれぞれがやるべきことをやって、やりがいをもって働ける環境でいたいですね。
井波:これまで地方で働いてきましたので、これからも地方の役に立てるように頑張りたい。日本全国に広がっていければと思います。
二永:他の監査法人に勤務する方々から見ても魅力的だと思ってもらえるような法人になれるよう、一緒にがんばりたいです。
井波:我々かなで監査法人で働いている人が生き生きしているように見えたら、そう見てもらえますよね、まずは自分たちが生き生きと働かないと。
松浦:うまくまとめてくださいましたね(笑)。本日はありがとうございました。
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